2024.02.24
昨年から開催されている教育講演イベント(全4回)
今回は第4回『叱り方・伝え方』
私が参加したのは第3回『行動のコントロール』からでしたが、
講演の序盤にアンマネージメントとは
アンガーマネージメントの3つのコントロールについて
振り返りながら進めてくださったので、途中からの参加でも十分に学ぶことができました。
怒りの正体は、「~」はこうあるべき これが裏切られたもの
私たち大人は今までの経験から 「~」はこうあるべき を持っている
このべきは自分にとって全部正解だが、子どもにとっては必ずしも正解ではない
子育てをしていく上で、べきの境界線、①許せるゾーン②まあ許せるゾーン③許せないゾーンの②を広げていくことが必要!
許容範囲を広げるには、「せめて~」→「少なくとも~」→「最低限~」というように言語化していくことが重要!!
私も普段生活していく中で怒ることは多々あります。そして、怒ったことに後悔することもあります。
「怒って後悔するなら②まあ許せるゾーン入れる」
☆②を広げる ☆気分によってゾーンを変えない ☆言葉にして伝える
この3つの努力をする
詳細は11月のブログに掲載してありますのでそちらをご覧ください。
ここからが本日のテーマ『叱り方・伝え方』です。
まず、叱る目的⇒子どもの成長を願って、意識・行動を変えてもらうこと
命に関わることや人に迷惑をかけることは叱ります。
人(自尊心)を傷つけず、物を傷つけず、物を壊さず、上手に怒りを表現する。
⇒上手な叱り方を身につけるためには、「叱る」を再定義する
〈内容〉・リクエスト(要望)を主に伝え、自分の気持ちを添える
〈技術〉・練習で上達する物
・理論+テクニック
上手な叱り方とは
〈基準〉
←ブレない。ルールをもとに、一定基準で叱る。
←第三者も納得するもの
〈リクエスト〉
←自分と子どもの常識が違う。
←できたときの評価を伝える。
〈表現〉
←遠回しでなく、率直に伝える。
←感情は言葉にして伝える
リクエストを理解し、納得させ、行動に移してもらう。
悪い叱り方の例を挙げてくださいました。
〈態度〉
・機嫌で叱る
・人格攻撃
・人前で叱る⇒1対1、フェイス トゥ フェイスが良い
・感情をぶつける
〈NGワード〉
・過去を持ち出す言葉←前から言ってるけど 何度も言ってるけど
・責める言葉←なんでそうした? なぜできない?
・強い言葉←いつ 絶対 必ず
・程度言葉←ちゃんと しっかり きちんと
NGワードは…
全て使っていました…
言葉選びにはじめは苦戦しそうですが、叱り方の技術を身につける努力をしたいと思います。
アンガーマネージメントは職場でも活かせるものです。
これからも精進して参ります。