
2026.11.07
二つのコンクールに挑戦
小学4年生の生徒さん。
この秋は、二つのコンクールに挑戦しました。
一つは、昨年銀賞を受賞した「栃木県学生音楽コンクール」
そして、今回初めて挑戦した「ブルグミュラーコンクール」です。
昨年の栃木県学生コンクールでは銀賞を受賞し、今年もさらなる成長を目指して練習を重ねてきました。
しかし、今年は思うような結果には届かず、悔し涙を流す場面もありました。
昨年の結果があったからこそ、今年にかける思いも大きかったのでしょう。
一生懸命取り組んできたからこその悔しさ。
その涙にも、これまでの努力や音楽に向き合ってきた時間が表れているように感じました。
コンクールでは、練習してきたことを本番で発揮する難しさや、結果を受け止めることの厳しさも経験します。
けれど、思うような結果が得られなかった経験も、決して無駄ではありません。
自分の演奏を振り返り、何が足りなかったのか、これから何を目指していくのかを考えること。
その一つひとつが、次の成長につながっていきます。
初挑戦のブルグミュラーコンクール
もう一つは、初めて挑戦したブルグミュラーコンクール。
こちらも惜しくも予選通過には届きませんでしたが、生徒さんにとって大きな一歩となる貴重な経験になりました。
今回何より嬉しかったのは、ご家族皆さまでコンクールを楽しみながら参加してくださったことです。
他の参加者の演奏を聴きながら、
「皆さん本当にお上手。同じ曲でも全然違う。とても勉強になります!」
というご感想もいただきました。
そうですね。
同じ曲であっても、音色やフレーズの歌い方、音楽の流れ、表現の仕方によって、一人ひとり異なる音楽が生まれます。
自分が演奏するだけでなく、さまざまな演奏に触れ、感じ、学ぶこと。
それもコンクールに参加する大きな魅力の一つです。
ご家族で音楽を楽しみながら、多くの学びを得ていただけたことを大変嬉しく思います。
審査員の先生方からいただいた嬉しい講評
今回、審査員の先生方からは、
といった嬉しい講評をいただきました。
一音一音を大切に、丁寧に音楽を紡いでいくこと。そして、自分らしい美しい音色を育てていくこと。
これまでのレッスンで大切に積み重ねてきたことが、演奏を通して伝わっていたのだと思います。
こうした評価は、生徒さんが持つ大切な強みです。
今回の経験が、自分の演奏に自信を持ち、さらに音楽を深く学んでいくきっかけになってくれたら嬉しいです。
ピアノ以外でも嬉しいご報告
そして、もう一つ嬉しいご報告がありました。
学校では、日頃の善行や模範的な行動を実践している児童生徒に贈られる「教育長奨励賞」を受賞されたそうです。
ピアノに向き合う姿だけでなく、学校生活でも日々努力を重ねていること、本当に素晴らしいですね。
日常生活の中で培われる丁寧さや、物事に真摯に取り組む姿勢。
そうした一つひとつが、きっとピアノの演奏にもつながっていくのだと思います。
喜びや悔しさも、すべてが次の成長へ
二つのコンクールを経験した生徒さん。
昨年の銀賞という喜び、今年の思うようにいかなかった悔しさ、そして初めてのコンクールで得た新しい発見や学び。
それぞれの経験から得たものは違いますが、どれもこれからの音楽人生にとって大切な財産です。
コンクールの結果は、一つの通過点。
結果だけでは見えない成長があります。
舞台に立つまでの努力、緊張の中で演奏する経験、他の参加者の演奏から受ける刺激、そして自分自身の演奏と向き合う時間。
そのすべてに意味があると思っています。
これからの課題、そして次のステップへ
今後は、今回評価していただいた丁寧さや美しい音色を大切にしながら、さらに音楽の表現力を広げていきます。
レッスンでは、
こうした課題にも取り組んでいきたいと思います。
一音一音を丁寧に奏でることから、さらに一歩進んで、音楽全体で語りかけるような演奏へ。
これは生徒さんだけでなく、私自身も大切にしていきたい課題です。
今季のコンクールへの挑戦は、ここでいったん一区切り。
また来年、さらに成長した姿で舞台にたてるように、これからの日々のレッスンを大切にしながら、一緒に歩んでいきたいと思います。
生徒さん、二つのコンクールへの挑戦、本当によく頑張りました!
悔し涙も、嬉しかったことも、今回の経験すべてを大切にして、これからも自分らしい音楽を育てていきましょう。
今後の成長を楽しみにしています(*^-^*)