2013.03.06
先日、幼稚園で講演会がありました。
「幼少期に自然環境にふれることの重要性」というテーマで、関西学院聖和幼稚園園長の出原大先生によるお話でした。
先生の幼少期の実体験を交えながら、自然の中で心を動かすことの大切さ、幼少期は人生で一番心が動いているときなので、大人が大切にしてあげるべき、と、お話ししてくださいました。
3,4,5,6歳は、五感が鋭敏で、特に、嗅覚・味覚・触覚を使う基礎体験をさせることがいいそうです。
絶滅の植物といわれている、オナモミ。ひっつき虫とも言われ、実際に持ってきて、投げて服にひっつけて見せていただきました。子どもの頃、その実で遊んだことがあるような…
他にもムクロジの皮や実、ハーブなど、いろいろな植物を見せていただき、匂いや触感を体験しました。
先生のお話から
<私たち、子どもの周りにいる大人たちがすべきこと>
☆人間は自然の一員であることを思い返し、心身の落ち着く自然環境の中で遊ぶ機会と場所を与えてあげましょう。
☆子どもたちとともに心を動かして自然に目を向け共鳴していきましょう。
☆子どもたちが、生命の尊さに気づくには、ともに優しく動植物とふれあい、常にまなざしを注ぐ姿を子どもたちに見せてあげましょう。
大人の役割は重要ですね。