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ヒューマン・ライツ コンサート

2013.02.19

 今日、近隣の公民館で「トーク&コンサート」がありました。

 テーマは、『音楽とヒューマン・ライツ ~さまざまな楽曲に込められたメッセージ~』

 講師は、イタリア文化交流協会会長で、龍谷大学講師の松本城洲夫先生。

 ヒューマン・ライツとは、一般的には「人権」という意味ですが、ヒューマン・ライツを英語で表すと、Human Rights 「人として正しい」と解釈するそうです。

 一人ひとりが自由で自立した人間と認められ、身体・精神を束縛されてはならない。
 自ら考え、決め、実行する。

 実は、モーツアルトの時代からヒューマン・ライツが普及していたそうです。オペラ『フィガロの結婚』はモーツアルトの啓蒙思想から作られた楽曲だそうです。

 楽曲には、その当時の歴史的背景が反映されているものがあり、先ず、その中から、①ロッシーニ作曲 オペラ『セリビアの理髪師』序曲、②ビゼー作曲 オペラ『カルメン』より アリア「ハバネラ」、③ブラームス作曲 ハンガリー舞曲第五番を生演奏で紹介していただきました。

 ①はフランスの作家、ボーマルシェの作品で「フィガロ三部作」の第一部。ちなみに第二部が『フィガロの結婚』。
 ②はスペインを舞台に、女性の自由・自立をテーマにした作品。
 ③はロマ(かつてはジプシーと呼ばれていたそうです)の音楽をブラームスが編曲した舞曲。

 クラシック音楽の他、世界の音楽から、植民地支配をうけていた国の民謡や奴隷の人たちの思いをうたったアメリカ音楽、日本の音楽から、「初恋」「ゴンドラの唄」を紹介していただきました。

 ヨーロッパの近代思想を学んだ文豪には、森鴎外、夏目漱石、石川啄木らがいて、「初恋」は石川啄木が作詞したそうです。

 楽曲の紹介は、友情のサビーナ・オーケストラのメンバー、谷川千尋さん(ヴァイオリン)と谷川千佳さん(チェロ)の生演奏で、とても素敵でした♡

 演奏のアンコールでは、イタリアの『オー・ソレ・ミオ』とゴスペルソングの『ディープ・リバー』を披露してくださいました(*^-^*)

 違う角度から音楽を聴き、音楽はとても広くて奥深いものだと、改めて実感しました。

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