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アコースティックピアノと電子ピアノ

2012.11.18


 今日は、娘と一緒に楽器店主催のイベントに参加してきました。

 テーマは「親子で学べるピアノの仕組み」

 調律師の実演とピアニストの演奏でのわかりやすい解説でした。

 ピアニストは田中さおりさん。相愛大学音楽科を卒業、ショパン音楽大学へ留学、数々のコンクールで賞を受賞されている方です。

 s-IMG_0429IMG_0610.jpg アップライトピアノ

 s-IMG_0429IMG_0615.jpg アップライトピアノ

 s-IMG_0429IMG_0613.jpg グランドピアノ

 ♪ピアノ

 バッハ・モーツァルト・ベートーヴェン・ショパンといった作曲家が活躍したそれぞれの時代のピアノは違ったそうです。
 初期のピアノは、弦をはじくようなもので、鍵盤も5オクターブと狭く、深さも6㎜と浅かったそうです。バッハやモーツアルトの曲は、その範囲で弾けるものが多いとのこと。♪メヌエット♪きらきら星で実演。
 ピアノ作りが進歩したベートーヴェンの時代、技術者たちはベートーヴェンのところへ通い、ピアノを進化させていった(音域増・ダブルアクション←トリルやトレモロが弾きやすくなった)とか。♪ピアノソナタ~ワルトシュタイン~で実演。
 ピアノ曲が多く、ピアノの詩人と呼ばれたショパンの時代に88鍵盤、深さ10㎜のピアノに安定したそうです。♪ノクターン第2番で実演。
 100年後、環境の変化により、需要がグランドピアノからアップライトピアノへ。

 グランドピアノとアップライトピアノの大きな違いは、弦の張り方(GPは横・APは縦)。それと、ペダルの機能。
 右のペダルは、鍵盤から指を離しても音の響きが続く、ダンバーペダル。ハーフペダル機能が備わっているので、完全に踏み込まなくても音響は続きますが、テクニックを要します。
 左のペダルは、音量を減らすもので、GPは鍵盤をずらして2本弦をハンマーで叩くシフティングペダル、APはハンマー全体の位置を47㎜あったものから32㎜まで弦に近づけてハンマーで叩くソフトペダル。
 真ん中のペダルは、GPではソステヌートペダル、APでは弦とハンマーの間に弱音フェルトを挟んで音を小さくするミュートペダル。 ※ソステヌートペダルは、鍵盤を叩いてすぐ踏んで、特定の音のみを伸ばしたいときに使用します。実は…私は試したことがありません。勉強不足です。♪ドビュッシーのアラベスクで実演。

 ピアノは使用度合いもあると思いますが、弦の劣化やハンマーのすり減りなどで修理が必要となるそうです。弦で40万円、ハンマーで20万円ほど。実は実家のピアノ、母が学生の頃から使用しているもので数十年経っていて…つい先日修理したと聞きました(゜Д゜)

 アコースティックピアノと電子ピアノの弾き比べもしてくれました。ブルグミュラーの♪天使の合唱と♪貴婦人の乗馬で実演。同じ弾き方をしているのに全く違いました。娘も違いに気づきました。レガートやスタッカートなどのアーティキュレーションを表現できないのです。
 ピアニストの田中さおりさんは今回初めて電子ピアノを弾いたとおっしゃっていました。
 アコースティックピアノには響板があります。たとえば、中央のドを叩くとそのオクターブ上、さらに五度上、四度上…が響鳴します。これが電子ピアノにはありません。
 感性や表現力を磨くには、やはり電子ピアノよりもアコースティックピアノで弾く方が身につくということです。

 途中、クイズが出題されました。

 ピアノには次のうち3つの動物が使われています。さて、どれでしょう?
 ①ひつじ ②しか ③ぞう ④きりん


 ご存じですか?

 イベントの最後に田中さおりさんによる生演奏。
 ♪ドビュッシーのアラベスク
 ♪ショパンの幻想即興曲
 2曲を披露してくださいました。

 とても素敵な演奏でした♡

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